使用前にチェック!4種類のネステナーの違いを知ろう
ネステナーは、工場などでよく使われている物置ラックのようなものですが、実はこれ、細かく分けると、数種類のタイプがあるのです。
では、一体どんな種類のネステナーがあるのか見ていきましょう。
1.正ネステナー
名前からもわかる通り、このネステナーが主に使われているタイプのネステナーです。皆さんもホールセールストアなどでよく見かけるタイプがこれにあたります。
ネステナーの枠組みにプラスして、底面があるタイプですが、この底面がやや浮いています。そのため、この隙間にフォークリフトのフォーク部分を入れれば、ネステナーごと荷物も一緒に運ぶことができるというものです。
2.逆ネステナー
逆ネステナーというのは、底面部分がなく、正ネステナーの底面が上部に来るタイプのものです。そのため、逆ネステナーと呼ばれるのですが、ベース部分は床になりますから、正ネステナーのようにネステナーごと運ぶことは当然できません。
しかし、もう1段組み立てなくても、床を1段目として、そこに荷物が置けると同時に、上部に物がおけますから、1セット組み立てれば、そこに2段分の荷物を収納できるというメリットがあります。
荷物を一気に動かす必要がないという場合には、このタイプだと、所有するネステナーの数も少なくて済みますし、組み立てるものも少ないので良いですよね。
3.両用ネステナー
上記のどちらのタイプのネステナーも持っておきたいなんて思っている方もいるのではないでしょうか。そういった方にぴったりなのが、両用タイプのネステナーです。
まさにひっくり返せば使えるタイプですから、どちらのタイプも使うことがあるという方にはこのタイプがぴったりだといえます。
4.派生タイプのネステナー
正ネステナーの進化系タイプといった感じですが、上部のサイドにパレットを置けるというタイプです。この場合も逆ネステナーのように1つのネステナーで2段分の荷物を収納できるというメリットがあります。